沖縄独特の車事情

交通事情

生活していくうえで、那覇などの市街地以外は車が必要不可欠な沖縄。
今回はそんな沖縄ならではの車事情をお伝えしていきます。

これから沖縄で車を運転する機会がある人は参考にしてみてね!

これは沖縄に住んでみて、驚いたことの一つ。
どこもかしこも路駐だらけ。(笑)

中心地の那覇は比較的取り締まりがきちんとされているイメージですが、すこし田舎の方に入ると路駐が暗黙の了解のようにあまり取り締まられていないように見受けられます。(あくまで筆者の主観です)

そのため、一時的に路肩に駐車している車がいるのはもちろん、すこし幅が広く車どおりがあまりない道路には常時車が止められている場所もあります。

私たちがすんでいる南部エリアも一本住宅地に入ると、そこかしこ道が駐車場状態です。
一人一台車を保有しているとどうしても駐車場のスペースが足らずに、道路などに車を置いてしまうのかもしれません。

暗黙の了解なので道に車を止める際は自己責任でお願いします・・・

『一家に一台』ではなく『一人一台』車が必要な沖縄では、軽自動車の割合が圧倒的に多いです。

維持費が普通自動車に比べて安価なのが大きな理由だと思います。
あとは沖縄県民からすると車はあくまで交通手段なので、外観やスペックにこだわりがないというのも理由の一つかもしれません。

商業施設やスーパーの駐車場を見ると8割がたは軽自動車です。
外車もごくたまにいますが、割合としてはまれです。

軽自動車は狭い道でも小回りがきくので、日常使いにはうってつけですね。

実は沖縄、任意保険料がほかの都道府県と比べて安いんです。
地域によって保険料が変動するのですが、沖縄県では『沖縄料率』というものが適用されます。

保険金の支払いリスクが地域によって違うために変動が起こるのですが、
沖縄では

  • 任意保険加入率が全国最下位
  • 事故の際、保険会社を通さず話し合いで解決してしまうことが多い
  • 温暖な気候のため路面状況がいい

などの理由から、保険会社が保険金を支払う可能性が低くなるため保険料が低いといわれています。

車を維持していくことが必要不可欠な沖縄では助かるルールですね。

車は乗っていれば定期的なメンテナンスが必要になるのはどこの地域でも同じですが、特に沖縄ではこまめな洗車が必要になってきます。

その理由としては、

  • 台風により潮風があたりやすい
  • 塩害によるさび予防

などがあげられます。

周りが海に囲まれている沖縄は車を置いておくだけでも潮風を浴て、車が汚れ、さびやすくなってしまいます。
そのままにしておくと車の塗装が剥げてしまったりする可能性があるので、
こまめな洗車が必要になってきます。

また、台風のあとは暴風雨の影響で車が潮でべたべたするので洗車が必須となります。
そのため台風後のガソリンスタンドの洗車機渋滞は沖縄ならではのあるあるかもしれません。

車社会の沖縄ならではの問題である渋滞。
県内の交通の大動脈である国道58号線は通勤・通学の時間帯は大渋滞です。

旅行者はそれを知らずに飛行機やレンタカーの返却時間がぎりぎりになってしまったというのもよくある話です。

この渋滞はどうしても避けられないので、
混雑する時間帯を避けるか、時間に余裕をもって行動するか、迂回するかの対策が必要です。

道路が混む時間帯はバス専用レーンというものができるので、車で通行の際は注意が必要です。
(バス専用車線の時間帯に普通自動車が走ると違反になってしまいます。)

【まとめ】

  • 沖縄独自のルールがあるので走行の際は注意が必要。
  • こまめな洗車で車をさびから守ろう。
  • 任意保険に加入している割合が少ないので事故の際は注意

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