『沖縄移住を考えているけど、沖縄は子育てはしやすいのかな?』
『沖縄での子育ては何がデメリットなんだろう』
と悩んでいる方に、
今回は沖縄移住歴3年目で子育て1年目の新米ママの筆者が住んでいるからこそわかる沖縄での子育てのしやすさと問題点をお伝えしていきます。
これから移住を考えている人はもちろん、すでに沖縄に住んでいてこれから子供を考えている人も是非参考にしてみてね!
子育てがしやすい点
①子供の数が多い
沖縄はとにかく子供が多いです。
どこかに出かけたら必ず子供があちらこちらにいます。
それは沖縄の出生率の高さからも裏付けされています。
合計特殊出生率は、1.83で前年の1.82より0.01ポイント増加した。これを全国
令和2年人口動態統計(確定数)の概況 (pref.okinawa.jp)
の1.33と比較すると、0.5ポイント高く、昭和60年以降36年連続で第1位であ
る。
沖縄の出生率は全国で1位。しかも驚きの36年連続です。
子供の数が多いということはそれだけ子育てを経験しているママやパパもいるということ。
同じ子育てをかんばっているパパやママがたくさんいるだけでも心理的にとても心強いです。
子育ての悩みや情報共有もとてもしやすいと感じています。
②みんな子供にやさしい
沖縄のとても良い特徴の1つでもありますが
子供は周りの大人みんなで見守り、育てていくという風潮があります。
自分の子は自分の子、他人の子は他人の子という都心によくあるような考え方はあまりありません。
他人の子でも、地域のみんなで見守っていこうという習慣があるのでみんな子供に対して気さくで優しく接してくれます。
またママとパパだけでなくおじいちゃんやおばあちゃんなど含めた家族も積極的に子供の面倒を見てくれます。
子育てをしていくうえで地域や周りのサポートや理解があるのは親にとっては安心できる環境ですよね。
③遊び場が多い
沖縄は知っての通り自然が豊かな地域です。
きれいな海はもちろん滝や川、山だって実はあります。
自然と接しながら子育てをすることができるのは魅力の一つだと思います。
小さいころから自然や生き物に触れて成長できるのは子供にとってもいい影響があると思います。
また子供が多いためか、沖縄は広くて遊具のバリエーションが多い公園がたくさんあります。
そしてどの公園もきちんと整備されているうえ、広い芝生を備えた公園も多いです。
そのため外で子供を遊ばせるのに困ることはありません。
休日には外で遊ぶ子供のにぎやかな声が公園から聞こえてきます。
絵にかいたような幸せな風景ですね。
沖縄で子育てをする上での問題点
①援助してくれる身内が近くにいない(移住者の場合)
これは一番の問題点だと思います。
筆者もそうですが、移住者の場合は子育てを助けてくれる身内がそばにいないため
子供を少しの間自分の親に見ててもらう・・・ということなどができません。
また、子供が熱を出したときに幼稚園や保育園に代わりに迎えに行ってもらったりということももちろん頼めません。
そして沖縄県外に行くにはどうしても飛行機に乗っていかなければいけないので、
必然的におじいちゃん、おばあちゃんと会える時間が近くに住んでいるよりも少なくなってしまいます。
頻繁に孫の顔を見せてあげたいという思いを持っている方や、自分の親の助けを借りたい方にとってはかなり不便を感じると思います。
②都市部と比べると経験が閉鎖的になる
これはどういうことかというと、
沖縄は県外に行くためには飛行機でしか移動ができないため物理的にどうしても閉鎖的な地域になってしまいます。
そのためほかの地域では当たり前に経験することが沖縄では経験する機会がなかったりします。
例えば沖縄は電車がないので、
JRをそもそも知る機会がなかったり、街中で踏切を見る機会がなかったりします。
そのため上京して初めていろんな路線のある電車に乗るということも起こりえます。(県内にモノレールはあります)
交通の面でいうと他には高速道路も沖縄では沖縄自動車道のみですが、
本土では何種類もの路線が入り組んでいたり、大型のサービスリアがあったりします。
ささいなことですが、沖縄で生まれ育って県外に行くとカルチャーショックを感じる場面が出てくると思います。
必ずしもそれが悪いことではないですが、経験という観点からみると少し閉鎖的になってしまう部分があると考えています。
まとめ
・沖縄は子育てをしやすい環境が整っていて、周りからの理解やサポートも得やすい。
・身内が沖縄にいない移住者だと不便を感じる部分が多い。
・何事にもメリットとデメリットはあるので、自分たちは何を一番大切にしているのかを考えたうえで子育ての場所を選ぶ。
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