沖縄で車を運転するときに気を付けること、注意点 4選

交通事情

沖縄は一部の地域しかモノレールが走っていないため、公共交通機関は基本バスやタクシー。

車社会のため沖縄で旅行に訪れた際は多くの方がレンタカーを借りることになると思います。

運転に慣れていない方はもちろん、普段運転をされる方でも沖縄の運転は独自のルールやローカルマナーがあるため注意が必要です。

今回は沖縄の運転における注意点を4つご紹介します。

これは場所にもよりますが、沖縄は右折専用車線が設けられていない場所が多くあります。

右折専用車線がないことで、直進の車と同じ車線から右折をするため後続の直進車は右折車が曲がるまで後ろで待っていなければなりません。

そうなると、対向車線が途切れるまで待つことになるので右折車をよけて車線変更する形となります。

そのため必然と車線変更する回数が多くなってきます。

この煩わしさを回避するために右折車がいる可能性が多い右車線ではなく、左車線をキープして走行するのもおすすめです。

もう一つ車線変更が多い理由が路上駐車です。

路肩に車を止めている人が多いため、その車をよけるために車線変更の必要が生じてきます。

これは左車線(路肩側の車線)を走行していると起こることなので

一概に左右どちらの車線を走行したほうが走りやすいとは言えないかもしれません。

実は沖縄は全国で一番自動車保険の任意保険加入率が一番低く、79%です。
(全国平均加入率は90%)

その理由として考えられるのは

・人とのつながりが強いため当事者同士で解決してしまうことが多い

平均所得が低いためお金のかかる任意保険には加入しない

などが挙げられます。

任意保険に加入していないと、
事故の際に強制的に加入している自賠責保険だけでは補償をカバーできないケースが多くあります。

沖縄で運転していて事故を起こした相手が無保険だった場合、
場合によっては被った損害が補償されないケースも出てきます。

そのため沖縄での運転の事故には特に注意が必要ですね。

これと似たケースで沖縄では米軍関係者が運転する『Yナンバー』車両との事故にも注意が必要です。

Yナンバー車と事故を起こした場合、アメリカの警察と日本の警察が絡んでくるのでいろいろと面倒なようです。


沖縄は車社会のため、通勤通学ももちろん車移動です、
そうすると平日の朝、夕方は主要道路は通勤通学ラッシュのため渋滞が発生します。

時間通りに運行する必要があるバスをできるだけ優先して走行させるために
沖縄には渋滞時間帯のみ『バス専用車線』が適用されます。

これは主に下記時間帯で那覇市内の主要道路で適用されています。

平日の朝7:30から9:00
平日の夕方17:30から19:00

バス以外の車両がこの時間帯にバス専用車線を走行していると警察に取り締まられてしまうので注意が必要です。

バスレーンはわかりやすく緑色に塗られているので初めてみても一目で区別がつきます。

これも沖縄ではよく見かける渋滞緩和策の一つです。
3車線以上の広い道路で主に朝夕のラッシュ時間帯に、渋滞が起きやすい方面の道路を中央線をずらすことで車線数を多くする施策です。

中央線偏移の標識や区間を表す信号が設置されているので走行の際は見逃さないようにしましょう。

現在中央線偏移が行われている区間はこちらです。

・国道507号線、国道330号線
(那覇市国場交差点から旭橋交差点)

・県道29号線
(那覇市松川交差点から安里十字路)

R4_henni_jpn.pdf (pref.okinawa.jp)

  • 車社会の沖縄ならではのローカルルールがあるので走行時は注意が必要
  • 事故が起きてしまった場合は必ず警察に連絡する。
    (示談はトラブルの元。保険金もおりない)

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