沖縄移住のための物件選びのポイント

引っ越し/住まい探し

いざ沖縄移住をするときにまず押さえておかなければいけない住むところ。
島である沖縄本島であっても島内はとても広く、どのエリアにしたらいいか迷ってしまいますよね。
沖縄ならではの事情も含めた物件選びのポイントをお伝えしていきます。

まずは沖縄に住んでみたいけど、

自分に沖縄が合うかわからないし、とりあえずお試しでどこか住めないかなあ?

長く住むかわからないなあ

という方におすすめの方法を紹介します。
家の購入や賃貸を考えている方は読み飛ばしてくださいね。

①リゾートバイトをする

沖縄は観光産業が主なので、リゾートバイトという雇用形態をとっている会社が多くあります。
(特にレジャー関係やホテル、レストランの会社)

リゾートバイトは期間限定で沖縄に来て仕事をして、まるで暮らすように沖縄で生活することができます。
この雇用方法だと、ほぼ県外からくる人が多いので会社側で寮などを提供しているところが多いです。

自分で物件を借りるよりもはるかに安く、かつ賃貸契約などの煩わしい作業がなくスムーズに沖縄に住むことができます。

ただこの場合はほかの人とルームシェアなどの場合もあるので会社に事前に確認が必要です。

沖縄の滞在期間がある程度決まっていて短い方におすすめ。

家具家電が備え付けのため身の回りの荷物だけで住むことができます。
いろんな地域を転々と住んでみたいという方にもいいかもしれません。

長期間住むには一日当たりの料金が割高になるかもしれないので、ケースに応じて利用してみるといいですね。

ホテルに比べて価格が安いゲストハウスの利用もおすすめです。

意外に広い沖縄。エリアによって雰囲気が全く異なるので場所選びは重要です。
それぞれのエリアの特徴をざっくりお伝えします。

那覇エリア

県庁所在地でもある那覇は言わずもがな県内で一番の繁華街
公共交通機関も発達しているので便利ではあるものの、栄えすぎていて沖縄ならではの自然をあまり感じられないかもしれません。家賃相場も高めです。
ただ、空港があるので移動や仕事にはとても便利

南部エリア

比較的のどかな場所が多い南部エリア。自然が多いですが日常生活などの買い物には困らないです。
ただ、車がないと生活しにくいです。

中部エリア

観光スポットも多く、遊ぶには困らないエリア。
米軍基地が多いので騒音問題には注意したいです。

北部エリア

名護市周辺はお店も多く便利。やんばる地域は森がほとんどで少し不便かもしれません。
空港に行くまでにかなり時間がかかるので県外への移動が多い方は注意。

それぞれのエリアの特徴をまとめましたが、地域によってだいぶ環境が変わるので、いまのご自身の状況にあった場所を選ぶのがおすすめです。

次は賃貸物件における沖縄ならではの特徴をお伝えします。

乾燥機がついている

沖縄の物件には乾燥機がついているところがほとんどです。
その理由としては 

  • 湿気がすごいので洗濯物が乾きにくい
  • アメリカは外に洗濯物を干さない(米軍基地のある土地柄)

などがあげられるようです。梅雨の時期や雨の日は大助かりです!
でも実際、乾燥機を使うとかなりガス代がかかるので外干しで間に合うときは使いません。

浴槽に追い炊き機能がない

お風呂好きな方にはかなり便利な追い炊き機能。
しかし沖縄の物件に追い炊き機能がついているところはめったにありません。

年間通して温暖な気候であることと、沖縄県民はお風呂につかる習慣があまりないので需要が少ないと考えられます。

さらに言うと、浴槽自体がついていない物件も珍しくないです。
追い炊き機能をマストの条件で考えると、なかなか物件が見つかりづらいかもしれません。

1階は虫が入りやすい

これは沖縄に限らずですが、1階は虫が部屋に入りやすいです。
特に沖縄の虫は大きいので虫嫌いの方には致命的な問題だと思います。(笑)

また、自然が豊かな場所が多いのでさらに虫が多くなる傾向もあります。

オーシャンビューは塩害に注意

オーシャンビュー物件の大きな罠は海が近いからこそ塩害の影響をかなり受けやすいということ。
景色は最高ですがなんでもすぐさびてしまい、風向きによっては洗濯物を外に干すとべたべたしてしまう可能性もあります。

せっかく沖縄に住むのなら景色も大事ですが、その弊害もしっかり見込んだうえで選んでいきたいですね。

通勤経路の渋滞具合をチェック

基本的に車移動になる方が多いと思いますが、住む場所によっては渋滞のため移動にかなり時間がとられてしまう場合があります。

通勤などで沖縄の大動脈国道58号線を利用する場合は朝や夕方の混雑は免れません。
県内の西側に国道58号線は長く伸びているので、比べて東側は混雑がしにくいエリアになっています。

移住が仕事の理由でない方の中には仕事を辞めて沖縄に来る方もいるかもしれません。
実際私たちもそのパターンでした。

『賃貸契約の時に無職って審査通るの!?』

という疑問を持つ方がいらっしゃると思いますが、
結論、通ることも全然あります!!

いろんな状況があると思いますが、
預金で担保を取ったり、保証人をしっかりつけたり、ある程度の条件を満たしていれば審査に通ることはあります。

ただ物件が限られたりなどはあると思うので、仕事を辞める前に契約をしたり少し工夫をした方が幅は広がるかもしれません。

【まとめ】

・住むエリアはしっかり吟味するべし

・沖縄に住む方法はたくさんある。

・沖縄ならではの物件事情を知っておくとギャップが少なくて済む

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